何故、おんさに箱が付いているか

[物理:共振・共鳴]

授業小話

特長
共鳴箱がどんな役割をしているか、共鳴箱がどんな特徴をもっているか。

用具
共鳴箱付きおんさ、おんさ用のつち

方法
@共鳴箱からおんさを外す。生徒の前で、わざとらしく。
Aおんさだけを鳴らす
  生徒「きこえんよー」
B共鳴箱に、鳴っているおんさの柄を触れてみる
  生徒「ほぉー」
  教員「ほかのものではでは、どうかなー」
C黒板や机に、鳴っているおんさの柄を触れてみると
  生徒「じゃあー、○○は?」
  と、石頭で有名な○○君の名前があがる。
D生徒の頭に、鳴っているおんさの柄を触れてみると
  教員「やっぱり、柔軟な頭では鳴らん。堅いもんじゃーないと」
  生徒「せんせー、床は?」
  教員「ギク!」
Eコンクリートの床に、鳴っているおんさの柄を触れてみると
  教員「鳴らん。床は重た過ぎるのおー」



メモ
注:後の授業で「共振」と「強制振動」の違いに触れておくこと。